判断基準は？
真っ直ぐ立たせたときにどうしてもくるぶしが離れてしまいます。どれぐらい離れているとX脚なのでしょうか？
早速調べてみました。
赤ちゃんの足はややO脚気味ですが、1歳頃から逆のX脚気味に見なってきます。足を伸ばして両膝をつけたときに、左右のくるぶしがどのくらい開くかでX脚の程度を判断します。
2〜3cmほど開くよう時は多いですし、これは心配のない生理的なX脚です。2〜3歳までの幼児は、両足を多少開き気味にして歩いたり座ったりするので、その際にかならずしもひざはぶつかりません。4〜5歳以降は成長とともに徐々にX脚はなくなり、両足は平行になって行きます。したがってこの程度のX脚であれば何もしないで様子を見るだけで十分です。
しかし、左右のくるぶしが4〜5cm以上開くX脚の場合、歩いたり走ったりする時に、左右のひざがぶつかって転びやすくなります。その程度と親の希望によりますが、X脚を共生する特殊な靴を履かせる場合があります。ただし、この靴は履いた感じが普通と違うので幼児は嫌がることが多々あります。
一般的には年齢が大きくなるとX脚の程度は軽度になりますし、ひざをなるべくぶつけないような歩き方を身に付けますので、様子を見るだけのことが多いようです。気になる場合には小児科か整形外科で相談するようにします。一般的には手術はしませんが、脳性まひなどのほかの病気があってX脚になる場合は、ひざの骨を削ったり、足の形を変える手術をすることがあります。
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