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赤ちゃんの免疫はいつまで?
生まれつき持っている免疫の有効期限は?

 赤ちゃんは生まれつき免疫を持っていると聞きますが、いつまで効力があるのか心配ですので調べてみました。




 赤ちゃんの生まれ持っての免疫はお母さんの体の中にいるときに胎盤を通して、赤ちゃんの体の中に移ってくるためです。

 免疫機能を持つ抗体成分には様々な種類がありますが。白血球やリンパ球などの直径が数ミクロンある血球成分もありますが、一方、免疫グロブリンといわれるタンパク(アミノ酸のつながったもの)の一種、血液中に溶けて流れているものなどがあります。
 赤ちゃんが胎盤を通してお母さんからもらう免疫成分はこのうち免疫グロブリンの中でも分子量の少ない部類のものになります。

 このように、お母さんのお腹から引き継がれる免疫成分は、数ある免疫成分のごく一部ではありますが、感染を予防する効果はある程度あります。この免疫の効果が切れると風邪などをめっきりひきやすくなります。

 この効果は生後半年ぐらいまであるのが一般的と考えられています。

 これは免疫物質が徐々に減っていくからで、外来の病原体に作用して消費されるほか、免疫物質自体が古くなって新陳代謝の一環として壊されるのも減っていく理由です。












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